ここで私が母親にしてもらった子育てを話します。私の母はいわゆる真面目な人で私のことを一生懸命育ててくれました。こういう時はこうするんだ。こういう時はこういう風に話すんだ。人の迷惑になるような事はしてはいけない。等々教え込まれました。前にも話しましたが、私はへきちと呼ばれる、人が少ない田舎で育ちました。だから、その地域で暮らしている小さい頃は母のそういう教えには何も違和感なく過ごせていました。それが中学を卒業して盛岡の高校に入ったときに、ショックを受けたのです。「井の蛙」だったんだなという事に!すごい変な言い方ですが「町の人は自由だな!面白いな!」と思いました。色々な事を思いついて、考えついてそれを行動に移しているのが凄くうらやましかったです。世の中を生きていくためには、教えられたことをきちんんとやるという事ももちろん必要ですが、それではなんか足りない、人間力に欠けるなと思います。前にも話しましたがJ先生に出会い、人間力というものを教えてもらいました、保育の現場でそれを自分なりに具体化して人間力のある子どもを世に送り出したいなと思い日々子ども達と関わっています。
コメント