そういう風にやろうと思ったのはなぜ?その2

しっかり地に足を付けていきていくためには根拠と裏付けのある行動が大事だといいました。私の経験を話しますが、私は岩手県出身ですが、機会があって埼玉県での保育をしたことがあります。埼玉県では、中国、ガーナ、フィリピン、ナイジェリア、ミャンマー色々な国籍の子どもを預かりました。そこで壁にぶつかったんです。岩手県にいる時に出来ていた事が埼玉県ではどういう訳か出来ない。その理由を考えました。埼玉県では色々な国籍の子どもがいるため色々な捉え方に振り回されっぱなし。まるで、津波に飲み込まれたかのように、ただそこに身を置くことしかできませんでした。岩手県にいる時は、それをどうしてやらなくてはいけないのかを考えずにただただやっていました。保育には指導計画というものがあります。何を目指してどいう風にやって行くのか。なぜそれが必要なのか。そういう指針の下に毎日保育をしています。それがあると状況に振り回されずに子供に関わることが出来ます。それと同じく、自分自身の生き方にも自分の指針をもってやって行くことが大事だなと思うので子ども達にも少しでもいいからそういうことを知って欲しいなあと思って関わっています。

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